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精巣炎

精巣炎|よつかいどう泌尿器科クリニック|排尿障害・尿路結石のご相談なら|千葉県四街道市

精巣炎は、精巣に限局した感染症で、ほとんどがムンプスウイルス(おたふく風邪を起こすウイルス)によるものとされています。精巣の腫れや痛み、陰のう皮膚の発赤やむくみのほか、倦怠感、発熱、嘔気、頭痛、筋肉痛などの全身症状を認めることがあります。

精巣炎の80%を10歳未満が占め、男性のムンプス患者の2025%が精巣炎を発症すると言われています。3分の2が片側だけに、3分の1が両側に発症します。

ムンプスによる耳下腺腫脹から47日後に発症するとされ、両側の場合は、片側の発症後19日以内に対側が発症するとされています。

また、ムンプス精巣炎は男性不妊症の原因の一つとされ、片側性患者の4分の1、両側性患者の3分の2で妊孕性(妊娠させる力)が低下すると言われています。